みのり日記~発達支援あれこれ~

支援が必要なお子さまとご家族のための発達支援室「こども発達支援みのり」

タイマーを使う支援④

f:id:Minori-cds:20210327070347j:image

〜タイマーを使う主体は子ども自身〜

 

放課後デイサービスのようなところだと、いろんな種類のタイマーを置いてある事業所もあります。

 

ここでポイントなのは、子どもさん自身が「タイマーを選ぶ」ということです。

 

「タイマーを選ぶ」という行為は「タイマーを使って、自ら切り替える」という行動につながりやすいです。

 

大人がタイマーを持ってきて、勝手に時間を設定しても、あまり子どもは動きません。

 

タイマーが数種類ある時は、「今日はどのタイマーを使う?」と誘ってみて、子どもさん自身にタイマーを選んでもらいます。

 

ひとつしかない場合は、「今日はタイマーを使ってみようか?」と声を掛けてみましょう。

 

「いやだ」と言って抵抗するお子さんの場合は、ひとまず使うのをやめます。

 

そして、もし他の子どもさんが使っていれば、「◯◯ちゃん、タイマーを使っているね。切り替えがしやすくて便利かもしれないね。」

 

「◎◎くんも、使ってみたくなったら、今度やってみようね」…などと、それとなく予告しておきます。

 

「こんなのがあるよ」、「あなたにとって便利なツールかもしれないよ」と予告しておくことによって、「次回やってみてもいいな」と心の準備ができやすいです。

 

嫌がっているのに、使用を強要することはやめましょうね😊

 

* -  -  -  * -  -  -  *

*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。

*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊