タイマーを使う支援④
〜タイマーを使う主体は子ども自身〜
放課後デイサービスのようなところだと、いろんな種類のタイマーを置いてある事業所もあります。
ここでポイントなのは、子どもさん自身が「タイマーを選ぶ」ということです。
「タイマーを選ぶ」という行為は「タイマーを使って、自ら切り替える」という行動につながりやすいです。
大人がタイマーを持ってきて、勝手に時間を設定しても、あまり子どもは動きません。
タイマーが数種類ある時は、「今日はどのタイマーを使う?」と誘ってみて、子どもさん自身にタイマーを選んでもらいます。
ひとつしかない場合は、「今日はタイマーを使ってみようか?」と声を掛けてみましょう。
「いやだ」と言って抵抗するお子さんの場合は、ひとまず使うのをやめます。
そして、もし他の子どもさんが使っていれば、「◯◯ちゃん、タイマーを使っているね。切り替えがしやすくて便利かもしれないね。」
「◎◎くんも、使ってみたくなったら、今度やってみようね」…などと、それとなく予告しておきます。
「こんなのがあるよ」、「あなたにとって便利なツールかもしれないよ」と予告しておくことによって、「次回やってみてもいいな」と心の準備ができやすいです。
嫌がっているのに、使用を強要することはやめましょうね😊
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊