困った行動の対応策① 〜買い物編〜
いろいろと困った行動があると思いますが、その行動が起こりやすい場所や場面など、心当たりはありますか?
もし、それがわかれば、ひとまずその場所や場面を作らないようにします。
例えば、買い物に行った先でよくトラブルが起こるなら、お子さんを買い物に連れて行かないようにします。
これは一番簡単な方法です。
でも、どうしてもお子さんを連れて買い物に行かなきゃいけない時もありますよね。
そんな時は、必ず「先手」を打ちます。
お子さんに「予告」をするのです。
買い物の場合だと、「これから買い物に行きます。◯◯を買います。でも、△△のようなことがあれば、すぐに帰ります」と言っておきます。
それでも、困った行動が起きてしまったら、叱ったりせずに、そのまま連れて帰ります。
大人はあくまでも真顔で、冷静に対応します。
泣き叫んでいても、連れて帰ります。
怒ることも、「強化」といって行動を強める働きをするので、何事もなかったように無言で対応します。
最初は難しいですが、心折れずにやっていくと、だんだんと困った行動が減ってきます。
困った行動は、「叱る」より「スルー」。
子どもは大人の「反応」を見ています。
「反応」を与えないことで、困った行動をしなくなる…というメカニズムです。
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊