困った行動の対応策③ 〜お友達編〜
困った行動が起こりやすい場面、思いつきますか?
それがわかれば、ひとまずその場面を作らないようにします。
今回は「お友達」編です。
・特定のお友達との間で、よくトラブルを起こすのでしたら、そのお友達と距離を取るか、一緒になる場面を避けます。
これは一番簡単な方法です。
でも、どうしてもその場面を避けられない時もありますよね。
そんな時は、大人が介入して、トラブルになりそうな原因を作らないようにします。
お子さんがトラブルを起こした時、あるいは、起こしそうな時は、大人がお子さんの気持ちや行動の意味を、お友達に「通訳」をしてあげます。
「◯◯だから、△△なんだよね」という感じでお友達との間を取り持ち、フォローします。
小さい子ども同士の場合は、定型発達のお子さんでも、相手の気持ちを的確に理解して対応することがまだ難しいです。
小さい子ども同士では、トラブルを未然に防いだり、解決することはなかなかできません。
そんな時は大人が間に入って、うまくコミュニケーションがとれるよう、上手にうながします。
その場にふさわしい行動ができたら、すかさずほめます!これは大事です!
このようにして「成功体験」を作るのです。
そうすることによって、「こんな時は、◯◯するのがいいんだ」と、だんだん適応的な行動が身についてきます。
お友達とのトラブルが減って、楽しく遊べると、自信がついてきて自尊感情も育ってきます。
そして、心が安定し、生活も安定していきます。
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊