みのり日記~発達支援あれこれ~

支援が必要なお子さまとご家族のための発達支援室「こども発達支援みのり」

ヴィゴツキーの最近接領域

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〜支援があればできそうな課題〜

お子さんの学習支援において、非常に重要な視点として、「学習課題の難易度と量」の問題があります。

 

今回は「学習課題の難易度」についてのお話です。

 

ロシアの心理学者、ヴィゴツキーの研究に「発達の最近接領域」という考え方があります。

ヴィゴツキーは、取り組む課題のレベルには、主に3つの段階があると考えました。

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(1)自分ひとりの力でできる
(2)手助けがあればできそう
(3)手助けがあったも難しい

 

(2)の「自分ひとりだけで取り組むには難しいけれど、誰かの手助けがあればできそうなこと」「発達の最近接領域」の課題に当たります。

 

支援者とともに取り組み、その課題をクリアしていくと、子どもにとって望ましい成長が見込め、効率のよい学習ができる...といわれています。

 

次回に続く😊
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。

*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊