切り替え上手になる支援②
〜予定を付箋に書いて渡す〜
発達障害のお子さんは、聴覚情報の保持が得意でないお子さんが多いです。ことばだけの指示だと忘れやすかったり、都合の良いワードしか入っていなかったりします。
何度も同じことをクドクド言うと、言う側は疲れます。
聞いている側は腹が立ちます。
なので、指示を紙に書いて近くに貼っておくとやることが明確になり、忘れにくくて効果があります。
手軽な方法だと、付箋にひとつだけ指示を書いて渡します。
その場でサッと書いて渡せますし、貼ったりはがせたりできて便利です。
特別支援学校の先生は、ウエストポーチに付箋を常備している方も多く、絵が上手な先生はわかりやすいイラストも描き加えていました。文字情報だけではイメージしにくいお子さんにも、とてもわかりやすいです。
私も特別支援学校に配属されていた時から、付箋を持ち歩くようにしています。
放課後デイで児童指導員をしている時も、よく使いました。
でも、毎日の同じ活動の予定の場合などは、もっときちんとしたものを作る方がいいですね。
まずは、付箋をぜひお試しくださいね😊
(次回に続く)* - - - * - - - *
*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊