宿題をスムーズに進める支援③
発達特性のあるお子さんは、宿題をスムーズに進めるのが難しい場合があります。
お子さんによって...
・国語は得意だけど算数は苦手
・算数は得意だけど国語は苦手 .
..など、いろんなタイプのお子さんがいますよね。
今日は書字が苦手で、課題に取り掛かりにくいお子さんへの支援方法です。
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〜つい書き始めちゃう「魔法の点❣️」〜
とても不思議なのですが、下の2枚目をご覧ください。
漢字を書くマスに、小さい「点」が見えるでしょうか?
この書き始めの「点」をちょこっと書くだけで、なぜかスッと書き始めるお子さんがすごく多いんですょ。
私は書く時に...
「はい!じゃあ“日曜日“の“ニチ“ね〜」となどと言いながら、お子さんのノートに小さい「点」を書きます。
するとだいたいみんな書き始めるんですよ。不思議です❣️
ちなみに、点はその都度、書く方が効果がありますので、まとめて書かないようにしましょう😊
このような支援を「プロンプト」といいます。「プロンプト」とは、直訳すると「促す」という意味です。支援現場では、「行動を引き起こすための言葉かけ」や「きっかけとなる刺激」のことをいいます。
漢字の宿題の場合は、この「魔法の点」が書字を促すための刺激、「プロンプト」となります。
本当に簡単な支援方法なので、ぜひ一度お試しくださいね😊
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊