発達障がいと「注意」①
〜「注意」は情報の処理に関する機能〜
「注意」とは、認知心理学で扱う概念で、私たちがいつも使っている「注意」とは少し意味が異なります。
心理学での「注意」の意味は、「情報の処理に関する機能」のことです。
人は常に、目や耳、鼻、舌、皮膚などの感覚器官から多くの情報をインプットしています。
しかし、一度に処理できる情報量には限界があります。
私たちは膨大な情報のなかから、必要な情報だけを選び取っているのです。
つまり、優先順位の低い情報は、無意識のうちに切り捨てているのです。
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実は、発達障がいのお子さんへの支援には、「注意機能」の知識がとても重要です!
なぜなら、毎日の生活や学習には...
・「注意」を集中させる
・「注意」を選択する
・「注意」を配分する
・「注意」を切り替える
...などの作業が必要になるからです。
次回は「注意」の種類について詳しくご紹介しますね😊
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊