切り替えが難しいお子さんに〜予告と見通し〜
発達特性のあるお子さんは切り替えが難しい子も多いです☝️
ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんもADHD(注意欠如・多動症)のお子さんも、今やっている活動を途中で急にやめさせられる...ということは、かなり大きなストレスです💦
夢中で取り組んでいる時には、目の前のことに集中していて、それを達成・完成させることに必死になっています。
なので、「途中でやめされられる」ということは、敵が侵入して来ることと同じくらい腹立たしかったりして、かんしゃくを起こしたり、パニックになったりすることがあります。
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🟢切り替えやすくする支援🟢
🔶予告する
活動を急にやめさせるのではなく、「あと〇〇分で△△しま〜す」や、「◯時になったら△△します」と言っておくのがいいです。
一度で聞いていない様子なら、2〜3回、声かけします。
🔹しつこくしない方がいいお子さんもいるので注意!
場合によっては、タイマーを使用します。
🔹たまにタイマーが逆効果になって、キレるお子さんもいるので注意!
「終わりです」と言われるより、次にやることを示してあげる方が、お子さんが納得しやすいです。
次にやることが魅力的なことだと、さらに動きやすくなります。
(例)
「終わったら、おやつだよ〜」
「◯時になったら、ごはんだよ〜」
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🔶見通しを示す
今やっている活動が終わったら、次に何をやるのかを示しておくと、動きやすくなります。その時、だいたいの時間を示してあげましょう。
✳️但し、時間をきっちり示して過ぎると、逆に予定通りにいかない時にかんしゃくを起こす原因にもなるので、きっちりし過ぎない方がいい時もあります。その時は「予定が変更になる可能性」も、あらかじめ伝えておきます。
うまく切り替えられたら、すかさず褒めたり、「ありがとう」と言ってあげましょう。切り替える行動を強化すると、切り替え行動が増え、切り替え上手になっていきます。
すぐにうまく切り替えられないですが、根気よくかかわると、お子さんは少しずつ変わっていきます。
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🟡切り替え上手はお得🟡
切り替えができないと、結局困るのはお子さん自身です。
上手に切り替えができるようになると、集団生活でも家庭のなかでも、お子さん自身がラクになります。もちろんご家族や周囲の人たちも。大人になったとき、切り替え上手だといろいろ便利です。
自分の特性とうまく折り合っていくことを、お子さんのペースで身につけていけるよう支援しましょう😊
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