みのり日記~発達支援あれこれ~

支援が必要なお子さまとご家族のための発達支援室「こども発達支援みのり」

課題の提示方法を変える ~見やすくするだけで~

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特性のあるお子さんは、たくさんの情報を一度に提示されると、注目すべき場所に目が向きにくくなります。

これは、【刺激】の問題や【注意機能】の問題などが関係しています。

 

難しいことはさておき、実際に見てみましょう。

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実際に見比べてください❣️

どうですか⁉️見やすさの違いがはっきりわかると思います。


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✳️子どもの感じ方

 

🔸ASDのお子さんのなかには、たくさん問題が並んでいる様子が「気持ち悪い」と感じる場合もあります。

🔸問題数を見るだけで圧倒され、とてもやる気になれないお子さんもいます。

🔸ADHDのお子さんの場合は、問題が多いとひとつひとつの問題に注目しづらいです。


(感じ方は人それぞれで、ここに挙げたのは一例です)

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✳️特にLD(限局性学習症/学習障害)のお子さんの場合は...

 

文字が文字に見えなかったり、数字が判別できないなどの問題が生じてきますので、


🔹文字を大きくする

🔹文字間・行間を空ける  ...など、ひと手間かけてあげましょう❣️


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大人のLDの方で英検を受けた人によると...


合理的配慮によって、試験問題を大きくしてもらうことができて

「画用紙みたいだった❗️」とのことでしたが...


すごくわかりやすくなり、高得点が取れたそうです✨

 

<参考>三浦 利章「有効視野と注意の配分」(1994)著者

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🔸こども発達支援みのりは、岡山市中区にある発達支援室です😊

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🔸画像は「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です✨