健やかな脳を育むためには
〜大人たちのかかわりがとっても大切〜
発達段階にある子どもたちの脳は、周囲の大人たちのかかわりによって良い変化をもたらすと近年の研究でわかってきています。
人間の脳は、ゆっくりと時間をかけて成長し、発達していきます。
もっとも重要なのが、胎児期、5歳ぐらいまでの乳幼児期、そして10〜15歳ころの思春期です。
これらの時期に、親など身近な大人からの適切なケアや愛情を受けることにより、健康な脳が育っていきます。
この大切な発達段階で愛着形成ができないと、嫌な体験やストレスから逃避するために、子どもたちの脳は変形してしまうことが明らかにされています。
愛着が必要なのは、お子さんが小さい時だけではありません。多感な思春期にも十分な愛情を注ぎましょう。
(次回に続く)
友田明美先生(小児精神科医・脳科学者)
あそびのもり 2018年 50号より 親学 第44回「親子の愛着形成について」より
* - - - * - - - *
*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊