お片づけの支援
〜「見てわかる」と「褒める」〜
お片づけは毎日のことなので、困っている親御さんも多いと思います。
今回はお片づけについての提案です。
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🟡 ひとりでさせるのは行動が定着してから
小さいお子さんは、ひとりでお片づけするのが難しいです。片づけがどういうものかがわかり、一連の行動が定着するまで、大人の方が手伝ってあげましょう。
🟡まずは1つの箱(カゴ)から
おもちゃを入れる箱かカゴを用意します。できたら、おもちゃの写真か絵を印刷して、透明なフィルムに入れて、その箱に貼ります。フィルムはおうちにある、DMが入っていたりするようなもので大丈夫です。
小さなお子さんはおもちゃのグループ分けが、まだ難しいです。ひとまず「ここに入れようね」というところから一緒に始める方がうまくいきます。
1つの箱に入れることができて定着してきて、おもちゃのグループ分けができるようになったら、2つ、3つと少しずつ増やします。(これがスモールステップです)
🟡 グループ分け
「似たものを分ける」のは、ある程度、発達段階が進んでからでないと難しいです。「そろそろできそうかな」と思ったらチャレンジしてみましょう。
乗り物、ブロック、恐竜など、お子さんの状況に合わせてわかりやすいグループ分けをしましょう。見てわかる写真や絵のカードを貼るとわかりやすいです!
しかし、あまりこまかく分けるのはおすすめしません。めんどくさくなって、逆効果です💦
🟡「入れる」ことができたら、すかさず褒める
小さなお子さんは、ひとりで全部を片づけるのは難しいです。初めは1つ、2つから始めて、「できたら褒める」を繰り返しましょう。「上手に入れたね」「片づけてくれてありがとう」「助かるわ」「お片づけ名人ね!」など、声かけをします。
褒めることで、片づける行動が促進され、定着しやすくなります。
🟡お片づけのきっかけづくり
あらかじめ、「◯時になったら(時計の針が◯に来たら)お片づけね」、「あと◯分で片づけるよ」と言って、お片づけカードを見せておくと、お子さんにもわかりやすいです。
遠くから指示を出しても聞こえていないことが多いので、近くに行ってカードを見せましょう。
場合によればタイマーを使うのもよい方法です。(なかにはタイマーが逆効果になるお子さんもいるので注意しましょう)
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✴️子どもは遊びを続けたい時、なかなかこちらの言うことを聞いてくれません。
少しでもお片づけできたら、できたこととして褒めてあげましょう。根気強くお片づけの習慣をつくると、切り替え上手なお子さんになります。
切り替え上手なお子さんは集団生活に適応しやすいです。
粘り強くかかわっていきましょう😊
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