ピグマリオン効果 〜子どもを育てるプラスの関心〜
「ピグマリオン効果」とは、他者からの期待を受けることで、学習などの成果を高める可能性がある効果をいいます。現在は教育現場だけでなく、ビジネスでの人材育成にも活用されています。
アメリカの心理学者ローゼンタールがおこなった実験で、教師から期待をかけられるかそうでないかによって、子どもの成績に影響を及ぼす結果を明らかにしたことが知られています。教師期待効果やローゼンタール効果とよばれることもあります。
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一部には実証性に乏しいという批判もあるピグマリオン効果ですが...
✴️子どもに期待して大切にかかわったり、あたたかい関心を寄せることで、子どもに好影響を与えるのではないか...ともいわれています。
✴️子どもの側から考えると、
「期待されている」
「関心を向けてもらってある」
「信じてもらっている」
...というようなポジティブな視点で自分をとらえてくれる存在によって、成長に大きな影響を及ぼすのではないか...と考えられます。
がんばる原動力につながったり、
もっている力以上のパフォーマンスができたり、
のびのびと成長していくのではないかと思います。
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✳️逆に、教師に期待されなかった子どもの成績が平均以下になる現象を「ゴーレム効果」といいます。
教師や支援者が...
「どうせこの子はダメだろう」
「きっとよくならない」と思ってかかわっていたら、
子どもにもそれが伝わって...
「どうせダメだと思われている」
「期待されていない」と思い、
実力を発揮できなかったり、途中であきらめたりするかもしれません💦
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期待しすぎて、子どもを大人の思うようにコントロールしたり、枠にはめたりすると、子どもの健やかな成長を妨げてしまうこともあるので、くれぐれも注意しましょう。
お子さんを信じて、あたたかく接し、優しく手を差し伸べると、お子さんは必ず変わってきます。
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