心を育てるために
〜自分の気持ちに丁寧に意識を向ける〜
子どもの心を育てるためには、自分がどう感じているかに気づくことが大切だといわれています。
しかし、発達に課題のある子どもさんは、本当の自分の気持ちに気づきにくい特性があります。
安心できる環境において、支援者のサポートのもと、自分の気持ちにていねいに意識を向けていきます。
まず、自分が本当はどう感じているのかを知っていくことから始めます。
共感的に受け止めてくれる人とともに、自分の心の中にある気持ち表現し、わかちあうことによって、だんだん心が整理されていきます。
そうすることで、子どものなかに安心感がうまれ、少しずつ元気を取り戻していけるようになります。
ゆっくり話を聞いてもらうだけでも、心が安定することがあります。
自分の思いを話し、これからどうしたら良いかを支援者と一緒に考えていきます。
穏やかな時間のなかで、お子さまの気持ちをラクにしていけるようなアプローチが必要です。
子どもは大人のように自分の気持ちを言葉にしてうまく伝えることはできないときもあります。
そのようなお子さまは、遊びをとおして交流するなかで、安心して自分の気持ちを表現できるようにします。
少しずつ表現できるようになると、それをしっかりキャッチして問題を解決していけるよう支援していきましょう。
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*こども発達支援 みのりは、2021年夏、岡山市にオープン予定です。
*画像は写真素材サイト「photoAC」の写真レーター、ちゃぁみいさん撮影のイメージ写真です😊